主はまことに大いなる方です。偶像の神々は、聞いたり、見たり、、語ったりすることはできません。人の手で造られた神々は生きていません。命がありません。そのような偶像に頼るとしたら、それはとても愚かなことです。しかし、私たちが礼拝し、信じる主は、すべてのことをその御旨のままになさる方です。このお方は自ら意志を持ち、それを明らかにされます。そして、ご自身の御旨のままにすべてを行うことができる方です。
この詩編の記者は、主がイスラエルをエジプトから導き出してくださったこと、また、四十年の荒野の旅の末に、ヨルダン川の東側の王たちを倒し、またヨルダン川を渡って、その西側においてもカナンの地を与えてくださったことを思い起こしています。主は恵み深いお方、大いなる、力あるお方です。そして、この大いなるお方を詩編の記者はハレルヤと歌い、主をたたえよと、人々を巻き込むようにして賛美するのです。