詩編100編

全地よ、主に向かって喜びの声を上げよ。
喜びながら主に仕えよ。喜び歌いつつその前に進み出よ。
主こそ神と知れ。主が私たちを造られた。
私たちは主のもの。主の民、その牧場の羊。(1~3) 

 私たちは主をあがめ、主を礼拝し、主に仕えるようにと招かれています。本来でしたら、私たちは聖なるお方の前に近づくことは許されなかったことでしょう。しかし、主は私たちにも目を留め、私たちを招いてくださっています。ですから、私たちは、仕方なく、しぶしぶ、ビクビクしながら主に仕えるのではなく、喜びをもって主に近づき、主に仕えます。
 主が私たちを造られました。私たちは主に造られた、主の御手の業であり、神の作品・傑作です。私たちは主のもの、そして、主の牧場の羊です。主は牧者として私たちのことを間違いなく導いてくださり、豊かにあしらってくださいます。
 そして、ここでこの作者は「私たちは」と語ります。私が個人としてというだけでなく、主にある兄弟姉妹たちが共に主につなげれた主の群れです。共に主を賛美し、主を喜び、主に仕えるのです。