何でも求めてよい、求めたら与えるからと言われたら何を求めるでしょうか。あれもこれも、といろいろ考えるかもしれませんね。では、欲しいものの中で一番大切だと思うものを言ってごらんと言われたら、その中で何を選ぶでしょうか。
この詩編の記者が求めたのは、求め続けたのは、命の限り主の家に住むことでした。それはもし主の家に止まることを許されたら、主の麗しさをみることができるからです。主が美しく、その栄光が満ちておられること、主がどんなに麗しい方かということを本当に味わうことができたら、もう何もいらないというかのような勢いです。主は麗しいお方です。そうなのに、私たちは案外、主のすばらしさが分かっていません。主が私たちを隠し、また高く上げてくださること、主が助け、救ってくださることを知らないから、私たちは怯え、また不安になります。でも、主はいつも麗しく、また私たちを支えてくださるお方です。