時に悪しき者たちが高ぶり、主を侮る者たちが自分の好きなように生きているように見えることがあります。そして主は遠く立って、一番助けが必要な時に、身を隠して何もしてくださらないように思えるのです。彼らは表面的には主を賛美しているように見せながら、実は「神はいない」「何をしても神が私を裁かれることなどない」「神は忘れている。そして永遠にごらんになることはない」とうそぶいているのです。
しかし、神は見ておられます。悪しき者が高ぶり語るのも全部神は聞いておられ、また正しい裁きを行われます。そして悪しき者たちが食い物にするような貧しい人々、苦しみ悩む者たち、不幸な者、みなしご、虐げられる者、そんなこの世の中でも切り捨てられ、忘れられているような人たちをも助け、救おうとされるのです。主は小さな私たちの叫び・求めにも耳を傾けて救ってくださるお方です。