嵐の中から主はヨブに対して語りかけられました。主は私たちに答えてくださるお方です。ヨブの時には、嵐の中に響くようにして語られる声で語られました。そして主は今も、御霊によって、聖書の御言葉を通して私たちに語られます。私たちの主は確かに私たちに語られるお方なのです。
「知識のないまま言葉を重ね、主の計画を暗くするこの者は誰か」。言葉が多くなるとどうしても言わなくてもいいことを語るようになってしまいます。そして私たちがどんなに力こぶをふるって弁舌をしても、私たちは実は、本当に知るべきことも知らないのです。そんな無知な者が語り続けることによって、せっかくの主の計画が暗くなってしまう、と主は語られます。ヨブ記の前半にはサタンがやって来て、主と対話し、ヨブに災いをもたらす場面が出て来ます。しかし、そのすべてが実は、ヨブを思う主のご計画の中にあったのです。