エステル9章

すなわちユダヤ人が敵からの休息を得た日として、悲しみが喜びに、嘆きが祝いの日に変わった月として、これらを祝宴と喜びの日とし、互いに食べ物を贈り合い、貧しい人々に施しをすることとした。(22)

 イスラエルの人たちはペルシアにおいても、また自分たちが住むどの国においてもこの出来事を記念して、毎年プリムの祭を祝うようになりました。
 その日はイスラエルの民が滅びることになっていた日でした。その日が定められたことを知った時、イスラエルの民は嘆き、悲しみ、主に叫びました。しかし、イスラエルの民が滅びるはずだったこの日が、喜びと祝いの日になりました。彼らはその日に主を礼拝し、心から主を讃え、そのすばらしい御業を賛美しました。その日は笑いの絶えない日になりました。
 やがてイスラエルの民は、その日に互いに贈り物を贈り合い、貧しい人たちに施しをするようになりました。自分たちのために主がしてくださったことを思うとそのようにしないではいられなかったのです。そのようにして彼らは主がしてくださったことを記念し、語り伝えていったのです。