ネヘミヤ12章

ダビデとアサフの時代の昔から、詠唱者の頭がいて、神への賛美と感謝の歌を受け持ったのである。(46)

 城壁の再建においては、ネヘミヤが大きな役割をにないましたし、城壁の再建が五二日間という短期間で終わったのには、多くの人々が心を一つにして、その再建工事に加わったからということがありました。けれどもそれ以上に、主がそのことを行って下さったのだということを思わずにはいられなかったことでしょう。今までずっとできなかったことができたのです。彼らは喜びをもって城壁の奉献式をしました。この時代の城壁は城壁の上を行進できるほどの幅のある、しっかりした建造物でした。そこで、彼らは二つに分かれて賛美しながら城壁の上を進み、そして共にひとつになって神殿に入っていったのでした。彼らは男も女も、大人も子どももみんなが心から喜び、声を上げました。喜びの声が地に響きました。
 レビ人たちは心から主を賛美しました。ダビデの時代から、レビ人の中には詠唱者が立てられ、彼らは主を讃え、賛美することを日々の神から与えられた使命として生きていたのです。