エズラ10章

そこで今、先祖の神である主に罪を告白し、主の御心を行いなさい。この地の民から、外国の女から離れなさい。(11)

 エズラは神殿の前で、泣きながら主の御前に悔い改め、祈りをささげていました。するとそこに民が集まってきました。民も皆、激しく泣いていました。エズラの姿を見ながら、自分たちがどんなに大きな罪を犯したかが分かったからです。
 三日のうちに、帰還の民はみなエルサレムに集まりました。エズラは自分たちが犯した罪がどんなに大きなことであるかを語り、外国の女性から離れるべきことを語ったのでした。そして、外国の女性と結婚していた人々は自分の結婚が主に喜ばれないものであったことを認め、その女性と別れる決断をしました。国際結婚自体が悪だと言っているのではありません。そのことによってイスラエルの民が偶像礼拝に巻き込まれていくことが問題だったのです。ここに上げられている名前の存在は彼らが真実に悔い改めて生きようとした証しでもあります。