歴代誌下31章

ヒゼキヤは・・・彼の神、主の前に良いこと、正しいこと、真実なことを行った。彼は、神殿の奉仕について、律法と戒めについて、主を求めるために始めたすべての事業を、心を尽くして行い、成し遂げた。(20~21)

 神殿を清め、礼拝を再開し、また過越の祭を喜びのうちに祝ったヒゼキヤとイスラエルの人々は、今度は自分の住み、生活している町に出ていって、そこを聖別していくということをします。具体的には今までそのままにされ、また人々が礼拝していた偶像を取り除き、偶像の祭壇を破壊していきました。
 そして王が主導して、祭司たちやレビ人たちが主の宮の務めに専念できるように、民に十分の一の献げ物を携えてこさせました。一人一人のささげるものは決して大きくなかったかもしれません。しかしみんなのささげものが積み上がっていきました。祭司たちやレビ人たちも豊かにされ、献げた人たちも祝福をいただきました。
 このようにしてヒゼキヤは、イスラエルの民と心を一つにして、律法の書に従って「良いこと、正しいこと、真実なこと」を「心を尽くして行い」「成し遂げた」のでした。