ヨアシュが暗殺された後、その子アマツヤが王となります。アマツヤが王の時代、南王国ユダと、南方にあったエドムとの間に戦いが起こります。南王国ユダの兵は三十万人。その兵力に不安を抱いたアマツヤは、大金を払って北王国イスラエルから十万人を雇い入れます。しかし、神の人がアマツヤのところに来て、北王国イスラエルとは共におられないので、彼らを同行させてはいけないと警告します。しかし、アマツヤは十万人の兵を雇うために支払ったお金が無駄になってしまうと考えます。
けれども神の人は、「主はそれよりも多くのものをあなたに与えることがおできになります」と告げたのでした。アマツヤは神の人の言葉に従ってイスラエルの軍隊を自分の国に帰らせます。そしてアマツヤはエドムに対して勝利したのでした。しかし、アマツヤはエドムから奪い取った偶像を持ち帰って礼拝するようになります。そのことはアマツヤとユダに大きな災いとなりました。