歴代誌下23章

ヨヤダは主の神殿の監督を祭司とレビ人の手に委ねた。彼らは、モーセの律法に記されているとおりに・・・ダビデの指示に従って喜び、歌いながら、主への焼き尽くすいけにえを献げるために、・・・主の神殿に置いた者たちである。(18)

 アタルヤがユダの王家の人々を皆殺しにした時、王女ヨシャバトはアハズヤの息子ヨアシュを救い出し、夫であった祭司ヨヤダと共に神殿にかくまいます。主はダビデとの約束を守り、ダビデの血筋が途切れることのないようにしてくださったのです。
 そして六年後、ヨアシュが七歳になった時、祭司ヨヤダは勇気を出して、ヨアシュを王とするクーデターを起こします。ヨヤダと志を一つにする人々がヨヤダを支えました。そのようにして、ヨヤダはアタルヤを殺して国をもう一度正常化したのでした。
 アタルヤが死んだ時、国の民は皆喜び、神殿礼拝を再開しました。神殿は祭司とレビ人の手に戻され、彼らは賛美と喜びをもってささげものをささげ、主を礼拝したのです。確かにヨアシュはまだ子どもでした。しかし、主が立てられたダビデ家の王をもう一度、取り戻して、南ユダ王国はあるべき姿を回復したのです。