歴代誌下14章

アサは彼の神、主に叫んだ。「主よ、あなたにとって、力の強い者を助けるのも、力の弱い者を助けるのも変わりはありません。我々の神、主よ、我々を助けてください・・・」(10)

 ソロモンの子レハブアムの子であったアビヤの治世は三年というとても短いものでした。そしてアビヤの子アサが王位を継ぎます。アサは主が喜ばれる正しいことを行いました。彼は異教の偶像やそのための祭壇を取り除いていったのでした。主はそのようなアサの時代の南王国ユダに祝福を与え、平穏と安らぎとを与えられました。
 しかし、そのような南王国ユダにクシュ人の大軍が押し寄せてきました。敵と向き合いながら、南王国ユダの王であったアサは主に向かって叫び祈りました。「我々の神、主よ、我々を助けてください。」アサは祈ります。あなたにとって、力の強い者を助けるのも、弱い者を助けるのも変わりはありません。アサはまさにクシュの王とその大軍の前に、自分が弱い者であることを認めざるを得ませんでした。しかし、主なるお方が助けてくださったら、勝利を得ることができるはずなのです。そしてアサが信じたとおりに主はアサに大勝利を与えてくださいました。