イスラエルの民は月ごとに国を守る担当を担いました。毎月二万四千人。千人隊の長がいて、その下には百人隊の長がいました。そしてそれぞれの部族に、指導者が立てられていました。
ダビデにはまた王の財産を管理する人々が立てられていました。また王には側近と言える人々がいました。ダビデのおじのヨナタンや、アヒトフェルは相談役でした。ダビデを支えた軍人たちの中にとても優秀な人たちが多かったのも事実です。ダビデは決してひとりで国を治めていたのではありません。ダビデを支えた多くの人たちが自分に与えられた役割を果たしていったのです。けれどもそれだけではありません。アルキ人フシャイは「王の友」だったと言われています。王とはある意味、孤独でもあるだろうと思います。しかし、ダビデには友がいました。主は私たちと共に働く同労者と共に、一緒に泣いたり、笑ったり、悩んだり喜んだりする友をも与えてくださるのです。