神の箱を自分の町に運ぼうとしたダビデでしたが、ウザの死によってその計画は一回中断され、神の箱はオベド・エドムの家に預けられていました。しかし、主がその神の箱のゆえにオベド・エドムの家を祝福してくださっていることを聞き、ダビデは再び、神の箱をエルサレムに携え上る計画を立てます。
一回目の時に、なぜ主がウザを打たれたのかダビデはよく理解していました。彼は「神の箱を担ぐのはレビ人なければならない」と語り、レビ人を集めて、その箱を肩で担って運ばせます。それが神の定められた方法でした。最初の時には、主がモーセに語っておられた言葉を確認することも、主に問うこともしなかったからです。
レビ人たちは身をきよめ、その箱に棒を通して、肩で担います。そしてダビデはレビ人たちが賛美をする中、喜びをもって神の箱を運びます。ダビデは神の箱の前で力一杯踊りました。それは妻のひとりだったミカルには奇異に見えるほどでした。しかし、ダビデは喜びいっぱいで踊らずにはおれなかったのです。