イスラエルとペリシテの間に戦いが起こります。サウル王はペリシテ人の軍勢を見た時に。非常に恐れ、怯えます。サウルはここで主に導きを求めたのですが、主はどのような方法によってもサウルに答えられませんでした。主の御言葉を聞こうとしないでいると、または聞いても従うことを拒み続けていると、やがて主の言葉を聞くことができなくなります。
サウルは霊媒によってサムエルを呼び出してもらおうとします。主は霊媒や占いを嫌われます。そしてサウル王自身がイスラエルから霊媒を追い出したのです。しかし、どうにもならない中で、サウル王は自分が排除した霊媒に頼ることになります。霊媒の女がサムエルを呼び出したとき、彼女は恐れにとらわれます。この女にとってもいつもは経験していないようなことが起こったからです。もうすでに主はサウル王を離れていました。主から離れたら、私たちは全く無力です。主が自分を離れてしまったのに悔い改めることなく、主に背を向けて歩み続けたサウルの末路はとてもみじめなものでした。