マナセ族のエフタがアンモン人と戦って勝利を得て帰って来たとき、エフライム族の人たちが集まってエフタに戦いを挑みます。アンモンと戦う時に、自分たちに声をかけなかったと言って、言いがかりをつけて来たのです。エフライムにはヨシュアの属していた部族という誇りもあったのかもしれません。
ただエフタはエフライムの人々に反論します。自分がアンモンの人々と激しく戦っていたとき、自分はあなたがたに助けを叫び求めたけれども、あなたがたは救ってくれなかった。だから、自分は命がけでアンモンの人々と戦ったのだ・・・。エフタがアンモンの人々を打ち破ってから、いろいろ言ってくるのはおかしいではないか。
エフタとエフライムの人たちの間に戦いが起こります。いざという時に戦うことをしなかったのに、自分の力を過信して戦いを仕掛けてきたエフライムの人々はエフタの前に敗れたのでした。