その後、イッサカル族のトラが二三年間、そしてギルアド人ヤイルが二二年間、イスラエルを治めました。主はイスラエルが危機の時に、彼らを救うために士師を送ってくださったのです。しかし、士師たちが死んでしまうと、またイスラエルの民は主の目に悪と見られることを行い、偶像の神々を拝んだのでした。
神はそのようなイスラエルに対して怒りを発し、地中海に沿った南西側からペリシテ人を、またヨルダン川の東側からアモリ人を起こして、イスラエルの民を打ちのめされたのでした。
イスラエルの民は悔い改め、主を呼び求め、救いを叫び求めます。しかし、困ると助けを求めるのに、楽になると、主を捨てて偶像に頼るイスラエルの民に対して主は「私はもうあなたがたを救わない」とおっしゃいます。しかし、主にすがり、悔い改めて、主に仕える民を見て、主はイスラエルの苦しみを見るに忍びなくなります。主はどこまでも憐れみ深いお方なのです。