ヨシュア24章

しかし、私と私の家は主に仕える。(15)

 ヨシュアはこの地上の歩みを締めくくる前に、各部族の指導者たちをシェケムに集めて、彼らに対して語りました。そこでヨシュアは自分たちがこれまで歩んできた道をもう一度共に再確認します。主がアブラハムに声をかけて彼を導き出されたところから始まって、自分たちがエジプトで奴隷であったところから救い出されて、こうして約束の地に導かれていることを語ります。そしてヨシュアは、エジプトやカナンの地の神々ではなく主に仕えるようにと迫るのです。「あなたがたは誰に仕えるのか今日選びなさい」。そして彼は言います。「しかし、私と私の家は主に仕えます」。私たちも同じように、主の御前にお答えしたいと思います。
 イスラエルの民は「私たちもまた、主に仕えます」と答えました。そしてヨシュアとイスラエルの民はそのところで神の御前に契約を結びました。しかし、ヨシュアは民がやがて主を捨てるであろうことも知っていました。そしてヨシュアの悪い予測はやがて的中することになります。私たちはやはり救い主を必要としているのです。