今日からヨシュア記に入っていきます。モーセは死にました。そしてモーセは死ぬ前にヨシュアをリーダーとして立てていました。ヨシュアはそのために主が選ばれた人物だったのです。ただ、いざモーセの死ということが現実となると、イスラエルの民の中には不安や動揺、恐れもあったことだろうと思います。そしてイスラエル民の中で、誰よりも恐れ、自分の与えられた使命の大きさにおののいていたのはヨシュアだったことでしょう。
ですから主はヨシュアに近づいて、うろたえることもおののくこともあってはならないとおっしゃいます。主が共にいてくださるからです。
ここで主は勝利の秘訣をヨシュアに教えておられます。それは、律法の書を覚えてこれを守り行うということです。「口から離さず」とはいつも律法の言葉を口に出して読み、また復唱するということであり、聞いた言葉を何度も口で繰り返すということです。