明らかに誰かが飼っている牛や羊が野で迷っている場合、またろばや牛が道に倒れていたり、また誰かの外套が落ちていた場合、見ない振りをしてはいけないとここでは語られます。持ち主が分かっている場合にはその持ち主に返すことが大切ですし、持ち主がはっきりしないときには、自分のところに置いておいて、持ち主が捜しに来たら返すのです。
それは手間かもしれません。けれども、見ない振りをしてはいけません。私たちはいろいろな場面で、自分が犠牲を払うことを避けたいと思うかもしれません。しかし、すべてのことをごらんになっている主の御前に誠実な歩みをしたいと思います。
また、聖書は結婚に対する誠実さに関しても語ります。姦淫は死罪とされました。主が与えてくださったパートナーとの間に、愛と誠実をもって、よい関係を築いていきたいと思います。