イスラエルの民が歩んだ荒れ野の四十年間は、決して楽なことばかりではありませんでした。水がなかったり、食べ物がなくなってしまうこともありました。苦しみや困難、試練の中も通りました。食べる物がない中で、神はマナを与えて、彼らを養われました。神はそのような中でイスラエルの民に人が生きるために必要なのはパンだけではない。神の口から出る一つ一つの言葉が人を生かすのだということを教えられたのです。もちろん、身体を養うための食物は大切です。けれどもそれよりももっと大切なのは、その食べ物を与えて下さる神が共にいてくださるということです。そして、神が語られる言葉が私たちを生かすのです。その意味では、毎日食事をするように御言を読み続けることが、私たちの魂を養い、健やかにしていきます。そのようにして私たちを整えながら、主は私たちを豊かな祝福の地へと導いてくださるのです。