前半はツェロフハドの娘たちの申し出にどのように対処したかが記されています。ツェロフハドには5人の娘たちがいましたが、息子はひとりもいませんでした。ところが彼は約束の地に入る前に死んでしまいました。その場合、約束の地に入って、土地を分配する時に、ツェルフハドの名前では土地が割り当てられないことになってしまうと娘たちから疑問と要請がなされたのです。主は彼女たちの申し出にも応えてくださったのでした。
後半では、主がモーセにアバリム山の上から約束の地を臨み見ることを許し、それでモーセの働きを終わりとすることを告げられました。モーセはイスラエルのために後継者を与えてくださるようにと求めます。そして主はヌンの子ヨシュアを選び立てられたのでした。モーセは全会衆の前でヨシュアに手を置いて彼を任命し、イスラエルの民の指導者の職に任じたのでした。私たちも自分の後継者が与えられるように祈り求めたいと思います。