イスラエルの民がエジプトを出てちょうど一年。イスラエルの民は過越の祭を祝いました。彼らはちょうど一年前、小羊をほふって、その血を家の入り口の2本の柱とかもいに塗りました。エジプト中に災いが臨んだ日にも、その血の塗られた家には災いは近づきませんでした。主がイスラエルを救ってエジプトから導き出して下さったのです。
さてちょうど過越祭の時に、汚れを負っていて、祭に参加できなかった人たちがいました。彼らはそれでも祭を祝いたいと願い出ました。主はひと月遅れで祭を祝うことを許してくださったのでした。
幕屋の上には主の臨在を表す雲が柱のように止まっていました。そして、イスラエルの民は雲が上る時には道を進み、止まるときには何日でもそこに止まりました。彼らは止まるにしても進むにしても、主の導きに従いました。主の臨在が彼らと共にあって彼らを導いたのです。