主を礼拝する幕屋では夕暮れから明け方まで、オリーブの実から採った純粋な油を用いて灯がともされました。また安息日毎に輪型のパン十二個が純粋な乳香と共に主に献げられました。それは永遠の契約として、常に主の御前に整えられていなければなりませんでした。主がイスラエルを選び、彼らをご自身の民とされたといういうことは変わることのない神の永遠の契約でした。ですから、イスラエルのは民も、そのような主の御前にその御旨を永遠に守ることを求められていたのです。
さて、この章の後半には、エジプト人を父、イスラエル人を母とするひとりの男が主の御名をそしって呪うという事件が記されています。主は彼に死を宣告されます。このことはイスラエルの民にとても厳粛な思いを抱かせることになったことでしょう。神をあざけり、神を恐れることをしない生き方をするということはとても恐ろしいことです。私たちは主の愛の深さを覚えると共に、主を畏れる者でありたいと思います。