レビ記15章

あなたがたはイスラエルの人々を汚れから遠ざけなさい。あなたがたの中にある私の住まいを汚して、彼らがその汚れの中で死なないためである。(31)

 月経であれ、または他の病であれ、出血が続いている人、また男女を問わず漏出がある人は汚れている者とされ、その人の寝床もその人が腰掛けたものもすべて汚れたものとされました。ですから、出血や漏出がある人は、基本、自分の部屋にじっとしていなければならないことになります。
 以前、テレビで今もこのような規定を守って生活している村のことが紹介されているのを見たことがありますが、たとえば、月経中の女性は、料理や家事、また仕事をすることも許されないということでした。ただ言い方を変えると、女性に休む時を与えるための神の知恵とも言うことができるでしょう。神はそのような形で、神を恐れて生きることを、イスラエルの民に教えようとしておられたのです。神はイスラエルをご自身のすまいとされたからです。主は私たちのうちにも住んでくださいます。私たちも主の前に清いものとしていただきましょう。