主を礼拝するための幕屋の建設には多くのささげものが必要とされていました。その中にはエジプトから出て来る時に、エジプトの人たちから受け取ったものもあったことでしょう。一度自分のものになると、それを手放すのはなかなか難しかったりするものです。けれども、彼らは続々とささげものを持ってきました。皆がエジプトで奴隷だったのです。彼らは荒野でテント生活をしています。それらの資材は一部の金持ちだけによって大半がまかなわれて・・・ということではなかったでしょう。くの人たちのささげものによって、すべての必要が満たされ、有り余って、もうこれ以上は必要ないと献品の受け入れをストップするほどでした。
また、同時に、多くの人たちが自分に与えられた技術的な賜物で奉仕をしました。彼らは主によって心に知恵を与えられて、主が造るようにと命じられたすべてのものの作成に加わったのでした。