主はイスラエルの民のために安息日を定められました。その日は主の特別な聖なる日であって、仕事をしてはいけないことになっていました。私たちは自分が休息を必要としている存在であることを覚えていなければなりません。私たちがきちんと休むように、主がまず創造の初めに、七日目の安息を守られたのです。仕事をしている時には、私たちは仕事のことを考えます。それは大切なことです。けれども、安息日には仕事のことを心配するのではなく、主に心を向けるのです。
さて、幕屋の建設のためにはいろいろな材料が必要でした。けれども荒野の中でそれらを調達することは困難です。必要な材料・資材は、イスラエルの民が持っていた宝物でまかなわれました。無理やり強制的に集められたのではありません。心を動かされ、魂に迫りを覚えた人たちが自ら進んで、自発的にささげたのです。主もそのささげものを喜んでくださいました。