さて神はアブラムにアブラハム、サライにサラという名前を与えられました。そのアブラハムのところに三人の旅人がやってきました。彼らの二人は御使いで、もうひとりは旧約の時代にご自身を表された主イエスだと言われたりすることもあります。彼らは一年後にアブラハムとサラに赤ちゃんが生まれることを告げます。
さて、彼らはそこを去って行きます。しかし、主はアブラハムにとても大切なことを明かされます。もちろん、主がアブラハムに自分がしようとしておられることを説明する必要はありません。しかし、主はアブラハムと語りたいと思われたのです。主がおっしゃったのは、ソドム、ゴモラの町々の人々がとても邪悪なので、その町を滅ぼそうと考えているということでした。アブラハムはその町にいるロトとその家族、またその町にいるであろう正しい人たちのことに心を向けて神の前に祈ります。神はまさにアブラハムのこのような祈りを求めておられたのです。