最後のラッパが吹き鳴らされようとしていました。そのラッパが鳴り響くときには、神がずっと約束し、語ってこられた神の奥義、そのすばらしい救い、歴史が完成することになっていたのです。天から下りてきたもうひとりの強い御使いの手には開かれた小さな巻物がありました。
天からの声がヨハネを促し、その御使いの手から巻物を受け取って食べるようにと命じます。ヨハネはその巻物を食べました。それはまさに神の言を食し、それを消化して、自分のものとするということでもありました。それは口には甘いものでした。神の言は遅れることなく成就しようとしていたのです。しかし、それは腹には苦いメッセージでした。それは裁きを告げるものでもあったからです。その巻物を食べたヨハネは、またメッセージを託されて人々に語るようにと言われました。私たちも御言葉を食べて、それを語りたいと思います。